宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/ 7 11:29 更新 高速太陽風がやって来ました(580km/秒)。オーロラも活動的になっています。 担当 篠原 太陽風の速度が、580km/秒に高まっています。 昨日のニュース以降、上昇が始まり、 日付が今日に変わった頃、580km/秒に達しています。 予想していたよりも、立派な高速風がやってきました。 27日周期の図で、前回の太陽風の変化と比べてみてください。 速度、磁場強度ともに、だいぶ強まっています。 速度が上昇したため、太陽風磁場が南向を向いたところで、活発なオーロラ活動が発生しています。 AE指数では、700〜1000nT規模の活動がたびたび記録されています。 その一部を、アラスカライブカメラの映像でご覧下さい。 現地時間で6日の2〜4時(日本時間20〜22時、世界時11〜13時)頃の動画を掲載します。 AE指数の図では、ちょうど真ん中あたりの活動を見ている事になります。 特に、最初の光のカーテンが美しく撮影されています。 さて、高速風はどこまで続くでしょうか。 前周期のデータを参考にすると、小さな速度の盛り上がりは、2月10日に終わっています。 これを目安にすると、明後日、3月9日くらいに終わりそうです。 現在の太陽風は、磁場強度はまだ10nT近くに強まったままです。 まだ、高速風は前半にあると考えられます。 今日、明日にかけては、活発なオーロラ活動が期待できるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、下がったままです。 まだ、変化は見られません。 太陽のフレア活動も穏やかです。 黒点の写真が更新されていないのですが、黒点群にも目立った変化は見られない様です。 アラスカライブカメラで観測された、3月6日のオーロラ。 (c) NICT/SALMON ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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