宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/ 5 11:23 更新 太陽風の速度がやや上がっています(440km/秒)。 担当 篠原 5日6時(世界時4日21時)頃から、太陽風に変化が見られています。 磁場強度が、4nTから7nTくらいにやや強まり、 速度は、350km/秒から440km/秒に上がっています。 まだ、高速風と呼べる様な速度ではありません。 この期間の太陽風の、前周期の最高速度は450km/秒程度でしたので、 更に上昇するのか、この程度なのか、今後の変化が注目されます。 オーロラ活動は、概ね穏やかです。 AE指数には目立った変化は見られていません。 ACEの観測によると、-7nTの強い南向き磁場が一時的に見られていますが、 速度がそれほど高くなかったので、磁気圏はそれほど大きく乱れていないと思います。 (AEには、この変化はまだ反映されていない様です) 現在の太陽風磁場は北向きになっていて、磁気圏への影響は小さくなっています。 今後は、太陽風の速度が更に上がるようだと、オーロラも活発化するでしょう。 この程度で留まると、オーロラもそれほど期待できなくなります。 放射線帯の高エネルギー電子は、太陽風の乱れの影響で、 一気にレベルを下げています(掲載のグラフでは、かろうじて減少が見えています)。 また、太陽は非常に穏やかです。 GOES衛星のX線のグラフは、最低レベルが続いています。 一見すると、装置が壊れているのではないかと思う様な、静かなグラフです。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。4日15時(世界時4日6時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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