宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/ 4 19:47 更新 太陽風はやや低速で安定しています(370km/秒)。今後の、コロナホールの影響に注目です。 担当 篠原 STEREO衛星のEUVI195太陽写真を見て下さい。 太陽の中心からやや西(右)に寄った位置にコロナホールと思われる暗い影が見えています。 コロナホールの右端が、太陽の中心線と西側の端の中間点あたりに達します。 ここは、コロナホールの高速風が地球に届く時の目安の位置です。 前周期は、この領域からは目立った高速風は見られませんでした。 今周期はどのようになるでしょうか。 現在の太陽風は、速度340km/秒から370km/秒へ小幅の変化を見せています。 速度としては、依然やや低速の状態です。 磁場強度は、昨日の2nTから、現在は4nTへやや上がっています。 低速風ですので、磁気圏は概ね穏やかです。 オーロラの活動度を示すAE指数には、目立った変動は見られません。 27日周期の図を見ると、前周期(2月5日以降)にも、 磁場強度の強まりや、速度の低い山など、高速風の気配は見えていました。 今周期、この領域がどのように変化するのか、 明日、明後日にかけての太陽風の変化が注目されます。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒ラインを割ったレベルで推移しています。 ゆっくり減少中です。 太陽のフレア活動も穏やかです。 X線のグラフは最低レベルが続いています。 黒点の写真は、昨日と同じです。 今日もネットワークの不調で、更新が遅くなりました。 申し訳ありませんでした。 STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。4日15時(世界時4日6時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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