宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/ 1 10:15 更新 650km/秒のかなり高速の太陽風が続いています。オーロラも活発です。 担当 篠原 650km/秒近い、かなり高速の太陽風が続いています。 昨日のニュースの後に、太陽風は速度が650km/秒まで上がり、 そのままほぼ1日、高いレベルで高速状態が続いています。 太陽風磁場は、強度が約5nTで、南北に頻繁に変化しています。 速度がかなり高いことと重なって、地球の磁気圏へエネルギーがどんどん流れ込んでいます。 そのためオーロラ活動も活発に続いています。 AE指数を見ると、500〜1000nTの中規模の変動が、1日中連続的に発生しています。 その一部、28日16時〜18時半(世界時28日7時〜9時半、アラスカ時間で27日22時〜28日0時半) のオーロラの様子を、アラスカライブカメラの画像で紹介します。 動画の中程で、オーロラが爆発的に発生する瞬間が見えています。 太陽風の変化を見ると、わずかですが磁場強度が弱まり始めているようです。 従って、高速風は後半に入っていると思われます。 STEREOの太陽写真を見ても、コロナホールは遠く西の端に去りつつあります。 恐らく今日のうちに、遅くとも明日には速度の低下が始まるでしょう。 2〜3日ほどかけて速度は下がり、穏やかな太陽風へ戻って行くでしょう。 今日いっぱいから明日くらいまでは、オーロラの活動も期待できます。 ただし、規模は次第に弱まって行きます。 放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。 まだ、1000に達した程度で、明日、どの程度まで増加しているかがポイントになるでしょう。 太陽のフレア活動は穏やかです。 太陽写真が更新されていないのですが、特に変化はないようです。 アラスカライブカメラで観測されたオーロラ。 (c) NICT/SALMON STEREO衛星紫外線望遠鏡EUVI195の太陽写真。1日4時半(世界時28日19時半) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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