宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/22 11:15 更新 太陽風は低速風になっています(300km/秒)。宇宙天気はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽黒点の942群がやや離れた2つの黒点になっています。 今日の1枚目の写真は、普通の太陽写真を、 2枚目は太陽面の磁場を撮影した写真です(白がN極、黒がS極)。 2枚の写真を見比べてください。 左の黒点がN極(白)、右の黒点がS極(黒)になっています。 この2つの黒点は、磁気的にセットになっているのです。 943黒点群が増えた影響でしょうか、X線のグラフが少しざわついています。 ただし、規模はとても小さく、フレア活動は穏やかな状態が続くと思います。 また、943黒点群は姿が見えなくなってしまいました。 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がりました。 磁場強度は4nT。 南北成分は、0nT付近で小さく変化しているだけです。 このため、オーロラ活動はとても穏やかで、AE指数にはほとんど変化が見られません。 この穏やかな状態は、明後日、24日いっぱい続くと思われます。 その後、次のコロナホールによる高速風がやって来ると予想されます。 放射線帯の高エネルギー電子も低下を続けています。 宇宙天気は全体的にたいへん穏やかです。 SOHO MDIカメラによる、942黒点群のふたつの黒点。2月22日7時半(世界時2月22日22時半)。 (c) ESA & NASA SOHO MDIカメラによる、太陽磁場の様子。942黒点群の左は白く(N極)、右は黒く(S極)見えている。 (c) ESA & NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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