宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/19 11:07 更新 太陽風速度は通常レベルに戻りました(400km/秒)。今後、低速風に変わって行くでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒へ下がりました。 通常のレベルへ戻ったところです。 磁場強度は3nTへ弱まっています。 このため、磁気圏は基本的に穏やかです。 ACEの図の中間部分で、-2nTの弱い南向きが長い時間続いています。 この影響で、AE指数にも300nTの弱い変化が連続して見られています。 目立った変化はこの程度です。 太陽風の速度は、この後もゆっくりと下がり、 低速状態に入って行くと思われます。 27日周期の図で、上段の1月23日から1月28日にかけての変化を見て下さい。 速度はこれから400km/秒を切り、 24日にかけて300km/秒台の静かな太陽風が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、やや減少しています。 小規模の磁気圏の乱れが影響したのでしょうか。 警戒ラインぎりぎりでしたので、この減少で、10,000の線を割っています。 X線のグラフでは、短時間型のBクラスの小さなフレアが2つ見られています。 発生箇所は分かりませんが、唯一見えている942黒点群ではないでしょうか。 黒点群の規模は小さいままですので、 大きな活動が急に発生するということはないでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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