宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/18 11:03 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、地球は高速風領域を抜け出しつつあります。 担当 篠原 太陽に小さな942黒点群が出現しています。 太陽の東端(左端)です。 1枚目にいつもと違う太陽写真を掲載していますが、 これは、普段の写真では、"0942"という数字がちょうど黒点に重なって、 黒点そのものが見えなくなってしまっていたためです。 黒点が小さいので、簡単に隠れてしまいます。 フレア活動は穏やかです。 X線のグラフは低レベルにとどまっていて、目立った変化は見られません。 太陽は、静穏な状態が続くでしょう。 太陽風はゆっくりと速度が下がっています。 現在、450km/秒まで下がりました。 地球は高速域を抜け出しつつあります。 27日周期の図を見ると、高速風の後半は、 前周期とほとんど同じペースで進んでいます。 この後、太陽風の速度は更に下がって行き、 24日まで、今週いっぱいは低速風が続くと予想されます。 オーロラ活動は、小規模ですがある程度見られていた様です。 AE指数では、500nT規模の活動が2回見られています。 今後は、速度が更に下がって行くため、オーロラ活動も穏やかになっていきます。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 ぎりぎり超えているというレベルですが、昨日よりも少し上がっています。 減少はゆっくりと進みますので、ゆっくりと変化を見て行く必要があります。 SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点。942黒点群が見えている。 (c) ESA & NASA GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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