宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/15 11:38 更新 たいへん高速の太陽風が続いています(650km/秒)。活発なオーロラも発生しています。 担当 篠原 たいへん高速の太陽風が吹き続けています。 昨日のニュースの後、速度は更に上昇して、700km/秒を超えるほどになりました。 瞬間的には750km/秒に達するほどにもなっています。 27日周期の図を見ると、速度が300km/秒から750km/秒までぐんぐん上昇していて、 前周期と比べると、より激しく変化しているように見えます。 太陽風は現在も650km/秒と、かなり高速の状態を保っています。 磁場強度はやや下がって5nTになっています。 高速風領域の中盤に入っているのだと思います。 磁場の南北成分は、それほど南向きにはなっていません。 -3nTくらいが2カ所ほどで見られている程度です。 しかし、速度がたいへん高いために、オーロラ活動としては活発な活動が見られています。 AE指数を見ると、南を向いた時間帯に1000nTの大きな変化が発生しています。 引き続き、高速状態が続くと思いますので、 南向き磁場に対応して、オーロラ活動も活発に発生するでしょう。 高速風は明後日、17日くらいまで続くと思います。 やがて、磁場強度が弱まり、オーロラが発生しても小規模になっていきます。 続いて、ゆっくりと速度が下がって行くことになるでしょう。 17日以降は、1週間近く穏やかな状態が続きます。 放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。 まだ、1000のレベルで、大きな増加ではありません。 引き続き増えていくと思いますので、今後の変化に注目してください。 太陽は無黒点のままです。 X線のグラフには目立った変化は無く、穏やかな状態が続いています。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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