宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/11 11:26 更新 太陽風の速度は下がり(350km/秒)、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒へ落ちています。 やや低速の状態です。 磁場強度は6nTにやや強まっていますが、 まだ、高速風の始まりという雰囲気ではありません。 SOHO EIT284の写真では、コロナホールがよく見える位置に達しています。 太陽の中心からやや南東(左下)に暗い部分が見えます。 コロナホールの右端が、太陽の中心線にほぼ達していることから、 この領域から吹き出している高速太陽風の影響が地球に及ぶのは、明後日頃になりそうです。 従って、これから明日にかけては太陽風が大きく乱れることはなく、 本格的な高速風は13日以降になりそうに思われます。 前周期との比較では、今日から高速風が始まるはずでした。 実際にどのような展開になるのか、注目されます。 太陽風の速度が下がっていることもあり、オーロラ活動は概ね静穏です。 AE指数には小規模の変化が2つほど見えていますが、小さな活動です。 今後は、高速風前に見られる磁場強度の強まりが始まると、 磁気圏も活動的になるでしょう。 太陽のフレア活動も穏やかです。 太陽面に黒点は見られません。 そのこともあり、X線のグラフは最低レベルに下がっています。 2衛星の4本の線がべったりと平たくなっていて、 計測器の下限に達しているのではないかと思われるデータです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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