宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 2/ 4 11:26 更新 太陽風は低速風になりつつあります(380km/秒)。オーロラ活動はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度(ACEの図の黄色線)が380km/秒へ下がっています。 高速風帯を抜け出した地球は、次第に低速風領域へと入っています。 27日周期の図を見て下さい。 前周期の変化をなぞる様に速度のグラフ(緑色)が変化しています。 速度は引き続き明日にかけて下がり続け、300km/秒近くまで下がりそうです。 前周期では、その後(1月10日頃)に400km/秒へと戻していますが、 今周期がどのような変化になるか、2月6日以降の太陽風が注目されます。 速度が下がるとともに、磁場強度(ACEの白線)も3nTと弱まっています。 グラフでは、南北成分(赤線)がゆっくりと南(-)と北(+)に変化している様に見えますが、 拡大されているだけで、変化そのものは+1〜-1nTくらいのとても小さなものです。 このため、磁気圏のオーロラ活動はとても静かです。 AE指数のグラフには全く変化が見られません。 また、シベリアの3日変化を見ると、 日ごとに変化が小さくなっているのがよく分かります。 右端3分の1の昨日分は、グラフが直線になっていて、全く変化が起きていません。 この後も、速度に乱れが発生しなければ、 現在の様な穏やかな状態が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルを保っています。 昨日よりほとんど変化が見られません。 太陽のフレア活動も穏やかです。 黒点群は940、941の二つが見られますが、規模に目立った変化はありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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