宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 1/29 12:43 更新 太陽風の速度はやや遅く(350km/秒)、高速風はまだ来ていません。 担当 篠原 太陽風の変化はまだ始まっていません。 昨日のニュースでは、変化が始まるのかもしれないと書きましたが、 現時点まで目立った変化は起きていません。 27日周期の図で見ると、変化の到来が1日分は遅れています。 コロナホールの様子から、むしろ早まるかもしれないと予想していたのですが、 遅れる方向にずれてしまいました。 SOHO EIT284の写真を見ると、 コロナホールは、地球へ影響が及び始める目安の位置、 右側の半分にまで達しています。 この後、速度の上昇がいつ始まってもおかしくない状態です。 ACEのグラフでは、密度が最新のところで高まっています。 今後の太陽風の変化に注目してください。 現在は、太陽風の速度は350km/秒。磁場強度は5nTです。 やや遅めという状態です。 磁場の南北成分が、-5nTくらいに変化しています。 AE指数のグラフは、それほど変化をしてませんが、 ある程度のオーロラ活動は見えているいるのではないかと思います。 今後、高速風が始まると、一気に活動的に変わるでしょう。 太陽では、940黒点群がBクラスの小さな変動を起こしています。 黒点の数が少し増えているそうですが(掲載の太陽写真は昨日と同じです)、 今のところは穏やかに推移しそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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