宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 1/24 10:43 更新 太陽風の速度は下がり(380km/秒)、オーロラ活動は穏やかです。 担当 篠原 太陽風はゆっくりと速度が下がり、現在、380km/秒とやや低速になっています。 ACEの図では、前半に速度の乱れが見えていますが、 50km/秒くらい変化した程度で、小さな変動です。 (27日周期の図ではほとんど見ることができません) 太陽風の磁場強度も3nTへ弱まっています。 南北成分も、0nT付近を中心として、小さく変化しているだけです。 このため、磁気圏のオーロラ活動は穏やかで、 AE指数にはほとんど変化が見られません。 この穏やかな状態は、27日くらいまで続くと予想されます。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、 中心から北(上)寄りに、小さなコロナホールが見えています。 規模は小さいですし、緯度がやや高めにあることから、 地球への影響は及びにくいと考えられます。 太陽の中心に達しつつありますので、 何か影響があるとすると、27日くらいになるでしょう。 多少なりと変動が発生するのかどうか、注目してみたいところです。 放射線帯の高エネルギー電子は、ややレベルが下がっています。 赤線のGOES 12は、10000の線を切りました。 続いてGOES 11も警戒ラインを割ることになるでしょう。 太陽では939黒点群がやや活気を取り戻し、 Bクラスの小さなフレア活動を起こしています。 黒点群の規模は小さいままですので、 活動が続いても、小規模フレアが発生する程度だと考えられます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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