宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 1/22 10:28 更新 太陽風の速度は下がり(450km/秒)、地球は高速風帯を抜け出しつつあります。 担当 篠原 太陽風はどんどん速度を落としています。 現在、450km/秒とやや高速というレベルにまで下がりました。 今日のうちにも地球は高速風帯を脱し、 太陽風の速度は400km/秒くらいに下がりそうです。 今回の高速風は、6日間にわたって500km/秒を超える速度が続きました。 27日周期の図を見ると、 高速風の終わり方は前回とほぼ同じタイミングで進行しています。 この図で今後を予想すると、 27日までは低速の穏やかな太陽風が続くと思われます。 これは、前周期の12月26日から31日までの太陽風の回帰です。 そして、1月1日に見られる太陽風の乱れの始まりが、 1月28日に戻って来ると予想されます。 太陽風磁場が強まって乱れ、やがて速度が上昇します。 それから4-5日程度(1月28-31日)、活発なオーロラ活動が見られそうです。 太陽風の速度は下がりつつありますが、 太陽風磁場が-4nTの南を向いた影響で、 AE指数で500nTくらいのやや活発なオーロラ活動が発生しています。 現在は速度がどんどん下がっていますので、今後は穏やかな状態になるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、強まったままで安定しています。 オーロラ活動に関連して、グラフに小さな乱れが見られていますが、 増減への目立った寄与はありません。 依然、GOES 12, 12両衛星で警戒レベル(10,000)を超えています。 太陽では、急に成長した939黒点群が、 21日22時(世界時21日13時)にC2.3の小規模フレアを起こしています。 939黒点群は、引き続き小規模フレアを起こすかもしれません。 ただ、大きく発達している訳ではありませんので、 太陽のフレア活動としては穏やかに推移するでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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