宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/11/22 11:42 太陽風は低速で、地球は静穏です。CMEの動画を掲載します。
2006/11/23 10:48 太陽風の磁場強度とプラズマ密度が増加しています。高速太陽風がまもなくやって来そうです。
2006/11/24 10:34 高速風がやって来ました。太陽風の速度は500km/秒に上がり、活発なオーロラ活動が発生しています。
2006/11/25 12:12 コロナホールによる高速の太陽風が続いています(600km/秒)。オーロラ活動も活発に発生しています。
2006/11/26 11:00 高速の太陽風が続いています(600km/秒)。放射線帯高エネルギー電子が増加を始めています。
最新のニュース

2006/11/27 11:28 更新
600km/秒の高速太陽風が続いています。

担当 篠原

昨日から今日にかけて、太陽風は元気に高速状態を続けています。
特に、今日のACEの図の前半では、640km/秒が半日ほど続いており、
かなりの高速風となっています。
現在はやや下がって、580km/秒になっていますが、依然高速です。

27日周期の図で振り返ってみると、11月23日に速度の上昇が始まり、
24日に600km/秒を超えるほどに発達しました。
それから3日間、600km/秒レベルが続いています。
ひとつ前の周期の、10月28-30日の変化と比較すると、
この高速風帯が、今周期にはいってずいぶんと大きくなったのが分かります。

一方、太陽風の磁場強度は、ずっと5nTレベルが続いています。
磁場強度としては通常の強さです。

ACEの図の最後の部分では、速度がやや低下する傾向を示していますが、
このまま下がり続けるのかどうか、もうしばらく様子を見る必要があります。
27日周期の図で考えると、前周期では既に下がり始めているのですが(10月30日から31日にかけて)、
高速風は後ろ側も規模が大きくなっている様です。

高速風が続いていますので、オーロラ活動も活発に続いています。
AE指数のグラフでは、500nTくらいの中規模の活動が一日中断続的に発生しています。
速度は高いのですが、磁場強度が下がっているため、
-3nT程度の弱い南向きしか発生していません。
これらのバランスでオーロラ活動の大きさは決まります。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日とほぼ同じレベルで、
警戒ライン(10の4乗)にまでは上昇しませんでした。
高速風は続いていますので、引き続き変化に注目する必要はあります。

太陽写真では926黒点群がよく見えるようになってきました。
規模は大きめですが、比較的単純な形をしていて、活動度は低い様です。
フレア活動は静穏に推移するのではないでしょうか。



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。