宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/11/20 10:42 更新 太陽風は通常の速度です(400km/秒)。オーロラ活動は穏やかです。 担当 篠原 概ね穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風は、速度(ACEの図の黄色線)が400km/秒を前後していて、通常の速度で安定しています。 磁場強度(白線)が8nTくらいにやや強まっていますが、 南北成分(赤線)は北寄り(プラス方向)になっていて、地球磁気圏への影響はあまり見られません。 オーロラの活動度を示しているAE指数のグラフはほとんど変化がなく、 磁気圏が穏やかな状態である事を示しています。 太陽風はこの後も、穏やかに推移すると予想されます。 磁場強度が強まっている間は、南北成分が南寄り(マイナス方向)に変わって、 オーロラなどの磁気圏活動を強める可能性があります。 ただ、速度が高くありませんので、乱れが起こっても規模は限定的です。 また、今後、磁場強度が下がって行けば、この様な乱れの可能性も無くなって行きます。 太陽風は23日ころまで穏やかな状態が続くと予想されます。 24日あたりから、次の乱れが始まりそうです。 SOHO EIT284の太陽写真では、コロナホールが太陽の中心線に達しています。 コロナホールがここに到達すると、3〜4日くらいで高速風が地球にやってきます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 923黒点群が西の端に沈みつつあります。 924, 925黒点群は見え方が一段と淡くなっていて、規模が小さくなっているようです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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