宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/10/18 11:02 更新 太陽風は低速となり(350km/秒)、オーロラ活動も穏やかです。放射線帯高エネルギー電子は高いレベルを保っています。 担当 篠原 太陽風は引き続き速度が低下しています。 400km/秒を切り、350km/秒まで下がりました。 磁場強度も3nTと弱まっていて、穏やかな太陽風になっています。 オーロラ活動も概ね静穏で、AE指数は目立った変化をしていません。 図の中央部に小さな変化が見えていますが、 これは、太陽風磁場の南北成分が小さいながらも南寄り(マイナス)の傾向 を持っていることによるのかもしれません。 小さいながらも、エネルギ−の流れ込みがあり、 弱いオーロラ活動を作っていた可能性があります。 昨日のニュースで詳しく述べましたが、これから20日にかけて、 太陽風は現状のまま穏やかに推移すると予想されます。 そして、20日の後半か、21日に入った頃から速度の上昇が始まるでしょう。 発生源となるコロナホールが、太陽の中心に達しています。 SOHO EIT284の写真をごらん下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、高レベルのまま安定しています。 増加は止まりましたが、GOES11,12ともに10の4乗の線を超えています。 引き続き、衛星の運用には注意が必要です。 太陽は無黒点のままです。 X線強度も低く、とても穏やかな状態が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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