宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/10/13 10:58 更新 太陽風速度が上昇傾向に転じました。磁気圏は今のところ静穏です。 担当 北村 太陽風速度が上昇に転じて、現在400-450km/秒程度まで上昇しています。 このあともしばらく上昇傾向が続きそうです。 太陽風磁場も増大を始めて、南北成分(赤い線)は南向きを示しています。 沖縄磁場変動を見る限りでは、現在のところ磁気圏は静穏ですが、 一般に、太陽風磁場の南北成分が-10nT以下を数時間以上継続すると、 磁気嵐発生の恐れが強まります。今後の推移に注目が必要です。 AE指数やシベリア磁場データを見ると、オーロラの活動は現在のところ静穏で、 15時UTあたりに弱いオーロラの活動が見られる程度ですが、こちらも、 今後の太陽風の変化によって荒れる可能性があります。 SOHO EIT195の画像では、コロナホールが西(向かって右)に見えていますが、 それ以外の擾乱要因(明るい活動領域等)は見られず、GOESのX線のグラフでも フレアーの発生は見られません。 ここ数日は、太陽風の変動に注意が必要です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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