宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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沖縄磁場変動 (NICT)
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Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
カナダ磁場 (CANOPUS)
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オーロラ(衛星) (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/10/ 2 14:55 高速太陽風が到来しました。
2006/10/ 3 10:50 太陽風速度が緩やかに減少しています。静止軌道の高エネルギー電子が増えています。
2006/10/ 4 13:53 太陽風速度は400km/秒まで減速しました。静止軌道の高エネルギー電子が増えています。
2006/10/ 5 13:55 太陽風速度は360km/秒まで下がりました。
2006/10/ 6 11:25 太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。
最新のニュース

2006/10/ 7 12:57 更新
太陽風は320km/秒程度の低速状態です。静止軌道の高エネルギー電子は警戒レベルから安全レベルを脱しました。

担当 北村

太陽風速度は320km/秒程度の低速状態で推移しています。
太陽風磁場の南北成分も2-3nTの弱い状態です。

AE指数やシベリア磁場データを見ても、最大でも200nT程度の弱い変化で推移しており、
目立ったオーロラの活動は確認できません。

SOHOEIT284の画像を見ても、次の高速風の要因となりそうな、暗いコロナホールの
領域は確認できません。一方、正面付近には明るい活動領域がみてていますが、
GOESのX線のグラフをみますと目立ったフレアもなく活動度は引き続き低い状態です。

静止軌道の高エネルギー電子のフラックスはまだやや高い状態が続いていますが、
本日は警戒レベルである10の4乗のラインを下回っており、緩やかに減少が続いています。

27日周期の太陽風のグラフを見ると、次の高速風到来は10月13日頃が予想されますが、
それまでは主だった擾乱要因はなく、太陽表面から磁気圏まで比較的静穏な状態が
継続するものと思われます。




SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT


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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。