宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/10/ 6 11:25 更新 太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。 担当 北村 太陽風の速度は、320km/秒程度まで減速しており依然として静穏な状態が 継続しています。太陽風磁場の南北成分もほぼ0付近で推移しており、 磁気圏へのエネルギー流入は非常に少ない状態です。 AE指数をみてもオーロラの活動は非常に低調で、平均して200nT程度で 推移しています。 太陽表面では、活動領域の913と914がまだ正面付近に位置しています。 GOESのX線のグラフを見ると、5日の21時UT頃にB2.6の小さなフレアが 発生していますが、これは活動領域914で発生したものでした。 フレアとしては非常に小規模なものなので特に警戒は必要ないと思いますが、 今後、この活動領域が拡大するのかどうか注目する必要がありそうです。 静止軌道の高エネルギー電子は、昨日も警戒レベルの10の4乗のラインを ぎりぎり超えましたが、日々レベルは下がってきていますので、 今後も減少していくものと思われます。 太陽、太陽風、磁気圏ともに今後数日間は静穏な状況が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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