宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/10/ 4 13:53 更新 太陽風速度は400km/秒まで減速しました。静止軌道の高エネルギー電子が増えています。 担当 北村 太陽風速度は、引き続き緩やかに減速しています。 現在は、400km/秒まで下がってきています。 太陽風磁場の南北成分は、1-2nT程度の弱い強度で、 で北向と南向きを繰り返しています。 AE指数やシベリア磁場データを見ると、全般的には静穏ですが、 9時UTや15時UT頃に500nT程度の弱いオーロラ嵐が発生しているのが 分かります。 太陽活動は引き続き静穏な状態が続いています。 GOESのX線のグラフを見ても、フレアーは発生していません。 静止軌道の高エネルギー粒子のフラックスが高くなっています。 静止軌道の高エネルギー粒子のフラックスは高速太陽風通過後1-2日 遅れて増える傾向があり、現在の増加は1日の高速太陽風の影響が 現れているものと思われます。 現在注意レベルの10の4乗を超えていますが、 今後減少して行くと考えられます。 太陽風の27日周期のグラフを見ますと、10月月7日頃に弱い太陽風擾乱の 到来が予想されます。黒点の活動が活発にならなければ、 7日頃までは比較的静穏な状況が続くと思われます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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