宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/26 11:20 更新 高速風は後半に入って、速度はゆっくりと下がっています(500km/秒)。太陽は黒点が見られなくなっています。 担当 篠原 昨日、速度が650km/秒に上昇した太陽風ですが、 ニュース更新の後から速度の低下が始まりました。 ゆっくりと下がって行き、現在ちょうど500km/秒に落ちてきたところです。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、 速度が下がりかけたところ(8月29日)からもう一度盛り返すように、 更に1日程度高速状態を保ったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場は既に4nTと通常の強さくらいに下がっています。 南北成分は、振幅は小さいですが、北を向いたり、南を向いたりしています。 速度が高いので、中規模のオーロラ活動につながっています。 アラスカのライブカメラで撮影された昨夜のオーロラの様子を動画で掲載します。 AE指数の図で、500nTを超えている、一番変化が大きくなっているあたりの様子です。 現在は速度が下がって来ていますので、 今後のオーロラ活動は比較的小規模のものにとどまるでしょう。 速度が下がるとともに、オーロラも現れにくくなります。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、 太陽の中心から南寄り(下寄り)に次のコロナホールが来ています。 既に太陽の中心線に達していて、これから高速風までカウントダウンです。 普段なら、これから3日後くらいに高速風が来るでしょうと書くのですが、 以前の変化を参考にすると、このコロナホールではもう少しかかって、 4〜5日後くらいになりそうです。 9月30日か10月1日の予想です。 放射線帯の高エネルギー電子は増加し始めています。 まだ10の4乗のレベルには達していませんが、 明日のデータでは超えている可能性があります。 今後の変化に注目してください。 太陽の910黒点群は見えなくなってしまったようです。 他に黒点群は無く、X線データでも目立ったフレアは見られません。 太陽は穏やかな状態が続くでしょう。 アラスカライブカメラによるオーロラ。現地時間25日1時(日本時間26日18時、世界時26日9時) (c) NICT/SALMON SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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