宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/22 15:30 更新 太陽風の速度は320km/秒とかなり低速になっています。明日くらいから高速風が到来するでしょう。 担当 篠原 太陽風は更に速度が下がって、320km/秒になっています。 磁場強度も2nTと弱まっています。 このため、磁気圏への影響はとても小さくなっていて、 オーロラの活動度を示すAE指数には、変化が見られません。 今日いっぱいはこの静穏な状態が続き、 明日くらいから高速太陽風がやって来ると予想されます。 27日周期を単純に当てはめると、 明日の午前中くらいに磁場強度の強まりが始まり、 午後から速度の上昇が始まります。 速度の上昇期はオーロラの活動が強まったり、 磁気嵐が発生したりしやくすなります。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルを保っています。 高速風が始まって磁気圏が乱れると、一気に数を減らすと思われますが、 それまでは注意が必要です。 太陽ではBクラスの小さなフレアが発生しています。 910黒点群によると思われますが、確認はできていません。 910黒点群の規模は小さく、活動度がこれ以上になる事はないでしょう。 カムチャッカは今日も雨です。 気温が9度に下がり、冷えてきています。 今日が最終日のため、作業で慌ただしく過ごしています。 明日は日本での更新です(更新の時刻は遅くなります)。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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