宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/21 16:13 更新 太陽風の速度は下がり、すっかり低速になっています(350km/秒)。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 申し訳ありませんが、今日は時間の余裕が無く、 簡単なデータ分析になっています。 太陽風はどんどん速度を下げ、 今朝、21日9時(世界時21日0時)頃に350km/秒になっています。 すっかり低速風になりました。 速度が下がったことで、磁気圏の活動もとても静かになっています。 AE指数には全く変化が見えていません。 この静穏な状態は、明後日にかけて続いて、 23日の午後くらいから次の高速風が始まると予想されます。 SOHO EIT284では、その高速風の発生源であるコロナホールが、 太陽のちょうど中心に見えています。 速度の上昇に先立って、太陽風の磁場強度が強まる変化が見られるでしょう。 23日に入ったら、この変化にも注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、たいへん高いレベルを保っています。 昨日以上に増加するということはありませんでしたが、 10の4乗をしっかりと越えています。 しばらくの間、衛星の運用では注意が必要な状態が続きます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 太陽面には910の小さな黒点が見えているだけです。 カムチャッカ半島は秋のさなかです。 まだ紅葉は始まっておらず、森は緑です。 毎日抜ける様な青空が続いていましたが、 日本を駆け抜けた(と聞いています)台風が、 こちらへやってきて、今朝から雨を降らせています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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