宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2006/ 8/28 10:35 コロナホールによる高速の太陽風がやって来ました。現在、速度は600km/秒になっていて、活発な磁気圏活動も見られています。
2006/ 8/29 13:57 高速太陽風が続いています(500km/秒)。これから、CMEによる太陽風の乱れが加わりそうです。
2006/ 8/30 12:29 高速の太陽風が続いています(550km/秒)。CMEの乱れはやってきませんでした。
2006/ 8/31 13:47 太陽風は速度が下がり、通常の速度に戻っています。磁気圏では、小規模のオーロラ活動が見られていました。
2006/ 9/ 1 11:25 太陽風はやや遅くなっていますが(380km/秒)、南向き磁場が長時間続き、磁気圏が活動的になりました。
最新のニュース

2006/ 9/ 2 13:15 更新
太陽風はやや低速です(380km/秒)。南向き磁場の影響で、小規模のオーロラ活動が続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度380km/秒前後とやや遅めの状態で安定してます。
結局、早めに速度が上昇することはなく、
前周期と同じく、明日くらいから高速領域に入ることになりそうです。
GOES13のX線写真を見ると、コロナホールは更に西へ移動しています。
前周期の高速風は、最高が650km/秒で、3日ほど続きました。
今回も、同程度の乱れとなるのではないでしょうか。

太陽の中心から南寄りには、もうひとつ別のコロナホールが見えています。
しかし、これは南に大きく外れているので、地球への影響は小さいでしょう。
前周期も目立った変化は起こしていません。
8月11-12日にかけて450km/秒が続いていますが、あるいはこれが関係した変化かも知れません。

太陽風の磁場強度は、相変わらず強めの状態が続いています。
7nTから10nTくらいの間で変化しています。
しかも、南北成分は-3nTから-5nTくらいの南向きがずっと続いています。
このため、磁気圏のオーロラ活動も連続して発生しているようです。
AE指数が停止していますので、シベリアのデータを掲載します。
-400nTくらいの変動が、夜の間ずっと続いています。
アラスカのライブカメラでも、曇り空の上でオーロラが活動している様子を見ることができました。
ただし、太陽風の速度が遅めなので、活動の規模は小規模にとどまっている様です。

このあとも、南向き磁場が続くと、現在のようなオーロラ活動が続くでしょう。
北向きに切り替わると、静穏になります。
そして、次の高速風がやってきて、一気に活動が活発になる可能性があります。
(太陽風磁場の南向きによって決まります)

太陽では、906黒点群がC1クラスの長時間型の小規模フレアを起こしました。
CME(太陽ガスの放出現象)が飛び出していそうな変動ですが、
ちょうどこの頃のSOHOの観測が欠けていて、詳細は分かりません。
もし飛び出していたとしても小規模ですし、西に向かっていますので、地球への影響はありません。
905黒点群は間もなく西に没します。906群も1日程度遅れて、沈んで行くでしょう。



GOES13衛星のX線カメラで撮影した太陽の様子。2日12時半(世界時2日3時半)。元の写真はやや左に傾いているようです。
(c) NOAA/SEC


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。