宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/26 11:45 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日より、高速風がやって来るでしょう。 担当 篠原 SOHO EIT284の観測がお休みですので、GOESのX線画像を強調してコロナホールの位置を見ています。 今日の写真では、太陽の中心からやや西に過ぎた場所に暗い穴が見えています。 ここがコロナホールです。 もう1日ほど経つと、太陽の西半分の真ん中に達するでしょう。 そこが、高速風が地球へ到達するタイミングを計る目安の位置です。 現在の太陽風は、速度が350km/秒を切り、かなり低速になっています。 磁場強度は4nT。 南北成分は0nTをはさんで小さな変化をしている程度です。 磁気圏への影響は小さく、AE指数にはごく小さな変化が見えている程度です。 穏やかな状態が続いています。 最初に述べたように、明日くらいからコロナホールによる高速風が始まると予想されます。 これまでのパターンを振り返ると、初めに磁場強度が強まりと、セクターの切り替わりが発生します。 やがて、数時間ほど遅れて速度の上昇が始まるという変化が見られています。 前回は、最高速度が600km/秒、高速風は4日ほど続きました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽のフレア活動は穏やかです。 905黒点群の規模に変化はありません。 活動度も低く、目立ったフレアは起こしそうにありません。 GOES衛星のX線カメラで撮影した太陽の様子。26日11時 (世界時26日2時)。 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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