宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/22 11:45 更新 太陽風速度がやや上昇しました。(500km/秒) 担当 北村 いったん減速しかけた太陽風速度ですが、再び上昇傾向に転じて、現在500km/秒程度 に達しています。速度は上昇していますが、太陽風磁場の南向き成分(赤い線)は -5nT程度で推移しているため、沖縄磁場変動は静穏に戻りつつあるようです。 しかし、19時から21時にかけては一時的に太陽風磁場の南向き成分は-10nT程度まで 強くなりその後急に北向に転じています。このような太陽風の変化はオーロラ活動が 活発になるときの典型的な変動で、このときのAE指数のグラフを見ると21時以降に 1500nTに達する非常に強いオーロラの活動が見られます。 太陽の活動は、GOESのX線のグラフを見ると、21日20時頃のCクラスフレア以降 大きなフレアは発生しておらず、全体のレベルも少し下がってきている様に見えます。 今日はSOHOの画像が見られませんが、おそらく活動領域904が西の端へ隠れつつ あるのではないでしょうか? 今後、フレアの発生は収まっていくと思われますが、 太陽風の速度がどこまで上がり続けるのか注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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