宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/23 12:32 更新 磁気圏の活動がやや活発になりました。 担当 北村 太陽風速度は、徐々に増加しながら現在は500km/秒程度で推移しています。 太陽風磁場の南北成分(赤い線)を見ると、世界時で5時から11時にかけて 大きく南を向き最大で10nT程度の南向きの状態となりました。 AE指数を見るとこの時間帯で1500nTを超える大きなオーロラ嵐が発生 していたことが分かります。沖縄磁場変動を見てもこの時間帯に磁場が 減少しているのが分かります。磁気嵐というほどではありませんが、 太陽風のエネルギーがかなり磁気圏に入ってきていることを意味しています。 太陽黒点の画像を見ると、新しい黒点群(活動領域)905が徐々にはっきり 現れてきています。GOESのX線のグラフでは、この活動領域が弱いフレアを 起こしているのが分かりますがCクラスまでには達しておらず、すぐに地球に 影響を与える程ではないと思われます。 ただし、この活動領域は22日にCME(コロナ質量放出)を起こしています。 かなり東向き(向かって左)に放出しているので、地球への影響はないと 思われますが、今後、この活動領域が正面に回ってきたときにCMEを起こすと 磁気嵐が発生する可能性もあるので今後の推移に注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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