宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/25 12:00 更新 太陽風の速度は更に下がりつつあります(370km/秒)。コロナホールが太陽の中心に見えています。 担当 篠原 太陽風は、速度が通常レベルの420km/秒から一段下がって、370km/秒とやや遅くなっています。 磁場強度は5nTと普通の強さです。 南北成分を見ると、ACEの図のまんなかあたりで、 -2nT程度と小さな振幅ですが10時間近く安定して南を向いています。 その影響で小規模のオーロラ活動が見られていました。 AE指数では500nTに届くくらいの変化が発生しています。 速度が遅めで、南向きも小さかったので、この程度の変化になりました。 GOESのX線写真では、コロナホールが太陽の中心に見えいています。 高速風の到来までカウントダウンの状態にあります。 明日いっぱいは穏やかに推移して、明後日の27日くらいに太陽風の乱れが始まるのではないでしょうか。 この期間の高速風帯は、今年に入ってからずっと安定して続いているものです。 前回は、最高速度が600km/秒に達し、高速風は4日ほど続きました。 太陽のフレア活動は穏やです。 905黒点群は規模はほとんど変化していません。 活動度も低いようで、X線の動画を見ていても目立った変化は見られません。 太陽も穏やかな状態が続くでしょう。 GOES衛星のX線カメラで撮影した太陽の様子。25日11時半 (世界時25日2時半)。 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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