宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/12 11:23 更新 904黒点群が大きな姿を見せています。太陽風はやや高速ですが(450km/秒)、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 904黒点群が大きな姿を見せています。 昨日のニュース以降も、小さなC1の小規模フレアを2回起こしています。 GOESのX線動画を見ていると、小さな活動が続いていて、引き続き活動的な状態にある様です。 今後、Mクラスの中規模フレアを起こす可能性もあるとのことで、注目する必要があります。 太陽風は、ほとんど速度の変化が無く、450km/秒前後でやや高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTでほぼ一定。 南北成分はゆっくりと南北に変動しています。 変動はしていますが振幅としては小さいことや、速度もだいぶ下がっているため、 磁気圏活動は概ね静穏です。 AE指数には目立った変化は観測されていません。 今日あたりから太陽風は更に速度を下げ、低速状態へと変わって行くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は警戒ラインぎりぎりですが、まだ高いレベルを保っています。 昨日の磁気圏の乱れの影響が注目されましたが、影響は小規模で、やや早めに減少したという程度でした。 それでも、明日くらいには警戒ラインを完全に下回りそうです。 太陽の東端から、大型の黒点群(904群)が現れました(SOHO MDIカメラ)。 (c) ESA & NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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