宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 7/27 16:55 更新 太陽風速度が減少に転じました。 担当 北村 太陽風速度は再び減速傾向になり、現在320km/秒程度まで下がっています。 太陽風磁場の変動も、26日に入って変動振幅が明らかに小さくなってきており、 太陽風擾乱の領域は抜けたと思われます。結局、今回の太陽風擾乱は、 弱い磁場の変動が見られたのみで、速度は400km/秒を下回る程度でした。 恐らく、急激なコロナホールの縮小によるものと思われます。 SOHO EIT284の画像を見ますと、東側(向かって左)にだいぶ明るい領域が 見えてきましたが、GOESのX線のグラフを見る限りでは、26日に弱いBクラス のフレアが1回発生したのみで、特に活発に活動しているようには見えません。 北側に見えているくらい領域がだいぶ西側(向かって右)に移動してきました。 緯度が若干高いですが、数日中に太陽風の変化が現れそうです。 AE指数やシベリアの磁場変動は非常に静かな状態が継続しており、 オーロラ活動はかなり弱い状態が続いています。 ここ数日は太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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