宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 7/20 11:57 更新 太陽風に小さな変化が見えています。全体としては、引き続き穏やかな太陽風が続くと思われます。 担当 篠原 太陽風の速度と磁場強度に小さな変化が発生しています。 2nTに弱まっていた太陽風の磁場強度が、20日1時(世界時19日16時)頃からざわつき始め、 やがてゆっくりと上昇して、現在6nTに上がっています。 強さとしては普通のレベルです。 一方、磁場強度の変化に合わせて、太陽風の速度も小幅ですが上昇しています。 280km/秒まで下がっていたものが、310km/秒に上がっています。 変化の幅としては小さなものです。 速度、磁場強度とも更に上がるのか、この程度で終わるのか、今後の変化が注目されます。 SOHOの写真では、太陽にコロナホールの姿はほとんど見えませんでしたので、 引き続き上昇したとしても、全体の変化としては小さなものにとどまるだろうと思います。 太陽風の速度、磁場強度ともに弱まっているので、磁気圏活動はとてもおだやかでした。 現在、太陽風が変化していますが、速度はまだまだ低速風ですので、 大きな活動が発生することはないでしょう。 SOHO EIT284では、コロナホールが次第に太陽の中心に近づいています。 存在は分かりますが、まだはっきりとは見えていません。 この写真の印象では、コロナホールは前周期よりも淡くなっているかもしれません。 明日以降の写真が楽しみです。 900黒点群が、昨日B6の小さなフレアを起こしました。 Cクラスには届いていませんし、短時間輝いただけの小さなフレアです。 黒点群の規模としてはほとんど変化がありません。 X線の動画で見ても、活動度はそれほどでもなく、 今後Cクラスを起こすかどうかという程度でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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