宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 7/18 11:02 更新 太陽風の速度は一段と下がり(320km/秒)、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は更に速度を下げ、320km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度も3nTにやや弱まっています。 南北成分はゆったりと変化していて、-2nTの弱い南向きが半日近く続いているところもあります。 しかし、速度が下がりきっているためでしょう、 磁気圏への影響は小さく、AE指数にはほとんど変化が現れていません。 オーロラが活動する緯度は、磁気圏活動の度合いによって変化します。 穏やかな時は、より高緯度側に移動する傾向があります。 そのため、実際にはAE観測点よりも高緯度側でオーロラ活動が発生していて、 AE指数にはその変化が捉えられていないという可能性があります。 ただ、そうだったとしても、小規模のオーロラ活動である事に変わりはないでしょう。 太陽風はこれから1週間程度穏やかな状態が続くと予想されます。 次の乱れは24日頃に始まるでしょう。 太陽の900黒点群は、昨日と規模はあまり変わっていません。 X線のグラフには900黒点群で発生したとても小さな変動が観測されていますが、 いまのところ、900群が活発になったという印象ではありません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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