宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 7/17 10:32 更新 太陽風は速度380km/秒と普通の速度です。磁気圏活動も静穏です。 担当 篠原 宇宙天気は穏やかな状態が続いています。 太陽風は、速度が380km/秒とほぼ通常の速度で安定しています。 磁場強度は4nTで、こちらも普通の強さです。 南北成分は、+3nTから-3nTくらいの範囲で、南を向いたり、北を向いたり、 ゆったりとした変動をしています。 ただ、速度が下がっているためでしょう、目立った磁気圏活動には繋がっていません。 AE指数のグラフには、300nTくらいの小さく短時間の変化が2つほど見えていますが、 その他は全く静穏です。 SOHO EIT284の太陽写真は、全体がのっぺりと均一な分布をしています。 コロナホールは見られず、現在の穏やかな状態は当分続きそうです。 27日の周期性より、次の擾乱は7月24日頃に始まると思います。 また、EIT284の写真で、 19日か20日頃に次のコロナホールが見え始めるのではないかと予想しています。 太陽の900黒点群は、昨日よりも黒点の数が増えている様です。 規模は相変わらず小さく、X線の動画を見ても活動している姿は見られません。 X線のグラフも最低レベルに落ちたままで、太陽のフレア活動も穏やかな状態が続いています。 SOHO EIT284の太陽写真。世界時7月16日 19:04。 (c) ESA & NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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