宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 6/22 10:32 更新 かなり低速の太陽風が続いています(300km/秒)。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒から300km/秒へ一段と速度が低下しています。 磁場強度は4nT前後で、ほぼ普通の状態。 南北成分は0nT付近で、とても小さな振幅の変化しかしていません。 このため、磁気圏はとても静穏な状態です。 オーロラの活動度を示すAE指数には、ほとんど変化は観測されていません。 太陽風はこのまま低速の状態が続きそうです。 SOHO EIT284の太陽写真では、黒点などによる明るい部分は見られますが、 太陽風の吹き出し口である、コロナホールの姿は見られません。 27日周期の図を見ると、6月27日頃から高速風がやって来ると思われますが、 その原因となるコロナホールの姿がそろそろ見えてくる頃です。 明日の写真で、次の高速風の予想が立てられるのではないでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子の密度は、10の3乗レベルでほとんど変化ありません。 これからゆっくりと減少して行くでしょう。 太陽は、896黒点群の番号は書かれていますが、掲載している写真では黒点の姿を見ることはできません。 その他には黒点はなく、太陽は無黒点に近い状態になっています。 X線のグラフもたいへん低いレベルに下がっており、とても穏やかな状態です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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