宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 6/17 12:37 更新 高速の太陽風が続いています(550km/秒)。磁気圏では小規模の活動が見られています。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、 太陽風は速度を600km/秒から550km/秒へやや落としていますが、 現在も高速状態が続いています。 磁場の南向きはそれほど見られませんが、速度が高いために、 小規模のオーロラ活動を起こしています。 AE指数では300nT規模の活動が頻繁に見られています。 高速風は、今日いっぱいは500km/秒台を保ちそうです。 そして、明日以降、次第に下がって行くと思われます。 27日周期の図では、引き続いて小規模の高速風帯が見られていますので、 明後日くらいまで、速度がやや高い状態が続くかもしれません。 SOHOのEIT284の太陽写真では、この後に続くコロナホールは見られず、 その後はしばらく太陽風は穏やかな状態を保ちそうです。 放射線帯の高エネルギー電子が、早くも増加の傾向を示しています。 明日くらいにはGOES10(青線)の方は警戒ライン(10の4乗)に達しそうです。 衛星の運用では今後注意が必要になりそうです。 太陽は無黒点になっています。 X線グラフでは、Cクラスの小規模フレアが観測されていますが、 これは西に沈みかけた領域で発生したもので、 裏側に回って行きますので、今後の影響はありません。 フレア活動も穏やかな状態になります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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