宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 6/21 10:05 更新 太陽風の速度はかなり遅くなっています(340km/秒)。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 宇宙天気は全体的に穏やかになっています。 太陽風の速度は昨日の400km/秒より更に低下を続け、340km/秒とかなり遅くなっています。 磁場強度は一時的に6nTへ強まりましたが、特に何かが起こることもなく、 現在は3nTへ弱まっています。 磁気圏への影響を決める太陽風磁場の南北成分は、0付近か、主に北寄りで推移しています。 このため、磁気圏はとても穏やかで、AE指数には全く変化が見られません。 SOHO EIT284の太陽写真にはコロナホールも見られず、当分、穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図を参考にすると、次の擾乱は6月26, 27日あたりからの高速太陽風になりそうです。 その原因となるコロナホールは、明日か明後日あたりにSOHO EIT284に姿を現すでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、やや増加していますが、10の3乗のレベルでほぼ安定しています。 今回は、これ以上の増加はないでしょう。 太陽では中心やや南(下)に896黒点群がひとつだけ見えています。 規模は小さく、X線の動画でも活動は見られません。 太陽も、引き続き穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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