宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 6/18 09:33 更新 太陽風は高速の状態が続いています(580km/秒)。これから次第に低下に向かうでしょう。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 昨日より、速度は580km/秒と高い値で安定しています。 27日周期の図で見ると、前周期よりも高速の状態がより高いレベルで続いていて、 高速風領域としては規模が拡大している様です。 一方、太陽風の磁場は5nTから3nTくらいにやや弱まっています。 わずかな変化ですが、高速風が後半に入った事を示していると思われます。 まだしばらく現在のレベルが続くかもしれませんが、次第に低下に向かっていくでしょう。 磁場の南北成分は-3nTくらいの弱い南向きが見られています。 この影響で500nT規模のオーロラ活動が発生しています。 それほど大きな擾乱ではありません。 太陽風は高速で続いていますが、 磁場強度が下がっていることや、速度も次第に低下していくことから、 今後のオーロラ活動は次第に小規模になっていくでしょう。 昨日、増加の傾向を示していた放射線帯の高エネルギー電子ですが、 今のところ、そこまでで増加は止まっています。 警戒ラインよりはやや下です。 高速風は現在も続いていますので、今後の変化に対して引き続き注目する必要はあります。 太陽は無黒点のままです。 X線の変化も小さく、フレア活動はとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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