宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 5/24 10:43 更新 太陽風は速度が静穏レベルにもどっています(400km/秒)。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 昨日見られた500km/秒への太陽風速度の上昇は、一時的なものでした。 昨日のニュースの頃が最高速度で、 その後ゆっくりと低下し、現在は400km/秒まで下がっています。 太陽風の磁場強度は5nTから4nTにやや下がっていますが、大きな変化はありません。 南北成分は、0nT付近か、北寄りになっています。 このためオーロラ活動もほとんどなく、穏やかな磁気圏になっています(AE指数参照)。 27日周期の図では、4月28日に一時的な太陽風の乱れが発生しています。 原因となりそうなコロナホールは特に見られず、擾乱も小規模でした。 4月28日は、今周期では明日の5月25日に相当します。 前回の擾乱の原因となる構造が太陽側に残っていれば、 明日くらいに小規模の太陽風の乱れが発生する可能性があります。 SOHO EIT284では今回もコロナホールは見られなかったので、 太陽風に乱れが発生しても小規模にとどまるでしょう。 太陽面では、884黒点群は小さくなり、885黒点群の方が目立って来ました。 また、東端(左端)近くに新しい黒点群が発生しています(886黒点群です)。 885黒点群がやや活動的になっていて、Cクラスの小規模フレア程度を起こすかもしれません。 ただ、黒点群はどれも規模が小さいので、基本的には穏やかな状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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