宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 5/21 09:42 更新 太陽風はやや速度を下げましたが、高速状態が続いています(500km/秒)。 担当 篠原 太陽風は高速状態が続いています。 昨日の550km/秒から500km/秒へ少し下がりましたが、ほぼ安定した状態です。 磁場強度は約4nTと普通の強さです。 -2nT程度の弱い南向きがしばらく続いた時間帯があり、 そこで500nTのオーロラ活動が発生しています。 その他の時間帯でも、南北成分がふらふら揺れていることから、 かなり小さなオーロラ活動は見られているかもしれません(AE指数も微妙に変化しています)。 SOHO EIT284の太陽写真にはコロナホールは見られません。 また、27日周期の図を見ると、前周期は4月24日で速度は下がっています。 これは今周期では今日、5月21日に相当します。 これらのことから、太陽風は次第に低下していくと思われます。 放射線帯の高エネルギー電子は、それほどの変化を示していません。 今回は大きく増加する事はないのではないでしょうか。 太陽写真には、昨日お知らせした884黒点群の姿が見えています。 その左にも別の黒点群が出現している様です。 いずれも小規模で、フレア活動も穏やかです。 太陽は静穏な状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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