宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/29 11:18 更新 875黒点群は小規模フレア(C1)を起こしましたが、活動は落ち着いています。 担当 篠原 875黒点群の活動はやや落ち着いて、 28日は17時半(世界時28日8時半)にC1の小さな小規模フレアを起こしただけです。 ただ、黒点群の規模はまだ保っており、ちかちかと小さな活動も続いています。 引き続き中規模フレアに対する注意が必要の様です。 黒点群のフレア活動を見ていると、しばらく休んで、また大きいものを起こす、 という場合もよくあります。 X線のグラフの最後の部分、29日8時半(世界時23時半)に、 C2.3の小規模フレアが観測されています。 これは、太陽の東の端(左端)の向こう側にある活動領域が起こしたものです。 SOHO EIT284の写真でも、明るく光っている領域があります。 ここから新しい黒点群が姿を現す様です。 どのような規模、活動度なのか、注目されます。 太陽風は、昨日のニュースの時点で新しい乱れが見え始めていました。 その後、太陽風の速度は430km/秒に上がり(通常の速度レベルです)、 現在まで継続しています。 速度が上がったところで、-5nT程度の南向きが続き、 磁気圏活動が一時的に活発になりました。 AE指数には最高で800nTの変動が見えています。 その後は北寄りが続いているため、磁気圏は静穏です。 磁場強度は次第に弱まっており、 太陽風はゆっくりと静穏な状態に戻っていくと思われます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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