宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/25 11:17 更新 太陽風は速度が通常レベルに下がりました。875黒点群が大きな姿を見せています。 担当 篠原 太陽風は速度400km/秒と通常のレベルに戻りました。 そこでほぼ安定しています。 磁場強度も4nTと普通の強さで、安定しています。 南北成分は、+3nT程度の北向きと-3nT程度の南向きが、 交互に現れる様な変化になっています。 南を向いたところで、小規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数には、300〜500nT規模の変化が観測されています。 この後も、太陽風は穏やかな状態が続くと予想されます。 SOHO EIT284の太陽写真にはコロナホールは無く、 27日周期の図を参考にすると、 前周期では4月3日までは比較的低速で、穏やかな状態が続いています。 今周期に対応させると、4月30日までは穏やかに過ぎそうです。 前周期は、4月4〜5日にかけて、太陽風磁場が大きく南を向くという特殊な乱れが発生しました。 この変化が今回繰り返されるとは考えにくいのですが、どうなるでしょうか。 5月1日以降の変化が注目されます。 太陽では、875黒点群がその姿をはっきり見せ始めました。 昨日の写真では、東の縁に近かったためはっきり見えていないのですが、 規模が大きくなっているように見えます。 X線の動画でも、小規模の活動を頻繁に起こしていて、今後のフレア活動に繋がりそうな印象です。 875黒点群に続いて、876黒点群が新しく上がって来たそうです。 SOHO EIT284の写真でも、この領域はとても明るく輝いています。 今後の発達の可能性も含めて、しばらく注意する必要があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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