宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/24 12:49 更新 太陽風は速度をゆっくりと下げています(480km/秒)。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は速度をゆっくりと下げています。 600km/秒から、1日かけて480km/秒に下がりました。 やや高速という程度で、磁気圏への影響はだいぶ小さくなっています。 一方、磁場強度も5nTと普通の強さで安定しています。 南北成分は北寄りが目立ちますが、ところどころで-3nTくらいの南向きが見られています。 そこで、小規模のオーロラ活動が見られています(AE指数のグラフ参照)。 南向き磁場の強さが弱いため、大きな活動にはつながっていないのです。 ACEの図では、最新の部分で南向きが4時間ほど継続中です。 この影響が見られそうですが、速度がどんどん下がっていますので、 磁気圏の活動はそれほど活発にはならないでしょう。 太陽風はこの後も次第に速度が低下し、穏やかな状態になります。 SOHO EIT284の太陽写真は全体がぼんやりとしていて、コロナホールは見られません。 27日周期の図を参考にすると、10日間近く穏やかな日が続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子の密度は、わずかな増加が見られています。 しかし、警戒ラインからはずっと低い数値です。 高速風の後ですが、大きく増加することはなさそうです。 太陽では、新しい黒点群が東側から上がって来ました。 写真には番号は付いていませんが、875黒点群です。 わりと大きな黒点があるようです。 X線動画で見ると、小さなフレア活動を起こしてちかちかと輝いています。 今の状況では、小規模のフレア活動が見られる程度で、 大きな活動を起こすことはなさそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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