宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/19 09:56 更新 放射線帯の高エネルギー電子は減少したものの、まだ高いレベルです。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日の磁気圏の乱れの影響で、密度が一桁下がりました。 (AE指数の図の最初の、500nTほど変化している活動の影響です) 非常に高いレベルからは下がりましたが、依然10の4乗の警戒レベルを保っています。 衛星の運用などでは引き続き注意が必要でしょう。 高エネルギー電子のレベルはゆっくりと下がって行きます。 もう2〜3日くらい高いレベルが続く可能性があります。 太陽風の速度は低下が続いています。 昨日のニュースで、いくらか上昇するかもしれないと書きましたが、 520km/秒とやや速いレベルが8時間ほど継続したくらいで、 その後は、一定して速度は低下し、現在は400km/秒と普通の状態に戻っています。 磁場強度は3nTで弱め。 南北成分はとても小さく、磁気圏活動は穏やかです。 太陽では、小規模のコロナホールが中心線を過ぎ、 もう1〜2日ほどで地球への影響位置(見かけの位置です)に達します。 前周期に目立った擾乱の実績は無く、 コロナホールの規模が特に大きくなっていることはありませんので、 太陽風が大きく乱れることはないでしょう。 太陽のフレア活動も穏やかです。 黒点群は、番号は付けてあるものの、掲載している写真ではほとんど認識できず、 かなり小規模になっている様です。 今後も穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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