宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/16 10:13 更新 高速の太陽風が続いています(650km/秒)。オーロラ活動も活発な状態が続いています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 昨日より速度は上昇して、600〜650km/秒の間で推移しています。 SOHO EIT284の太陽写真に見える、コロナホールの影響が続いています。 (今日掲載のSOHO写真は、1日古い写真です) 磁場強度は5〜6nT。 ACEの図の全体で、南寄りの傾向が続いています。 速度が高まっているため、磁気圏のオーロラ活動も活発に続いています。 AE指数では、500〜1000nTの変動が、1日通して観測されています。 一方、14日に発生した中規模の磁気嵐は、 太陽風磁場の南向きが落ち着いた以降は発達は終わり、ゆっくりと減衰の傾向になっています。 沖縄の磁場データは、静穏レベルから-50nTのところを前後しています。 SOHOの写真では、コロナホールの終わり(左端)が、太陽の中心に達しています。 この写真は1日古いので、それを加味すると、 もう2日ほどこのコロナホールの影響が続きそうです。 引き続き、現在の様な活発な磁気圏活動が見られる可能性があります。 太陽風磁場の南向き傾向が続くと、オーロラ活動も継続します。 放射線帯の高エネルギー電子は一段と増大しています。 青線のGOES10は10の5乗にまで達し、 赤線のGOES12も警戒ラインの10の4乗に達しています。 高速太陽風が続いていますので、今後の変化に引き続き注意してください。 太陽のフレア活動は穏やかです。 黒点群は全体的に減少していて、太陽面はまた寂しくなってきています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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