宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 4/ 5 23:57 更新 太陽風磁場が北を向きました。磁気圏の乱れはひとまず落ち着くでしょう。 担当 篠原 5日22時半(世界時5日13時半)に、太陽風磁場の南北成分が北向きに切り替わりました。 ACE衛星の観測ですので、地球へは約1時間後に届きます。 このため、これまで延々と続いていた磁気圏の乱れは一旦落ち着くことになります。 太陽風の様子を見ると、セクターの切り替わりや、速度の上昇などが見えています。 太陽風の状態そのものが変化していきそうです。 ここまで延々と長時間にわたって南向きが続いたため、 速度が遅いとはいえ磁気圏の活動はだいぶ活発になっていました。 AE指数の乱れは1000nTに達し、 沖縄の磁場データは-100nTを越える減少を示しています(最大で-150nT))。 速度が遅かったためにこの程度で済んだとも言えますし、 一方、速度が速ければ南向きはより短時間で終わるなど、 また違った展開になっていたとも考えられます。 引き続き今後の太陽風の変化に注目する必要がありますが、 ここまでの、特別な状態は終わりました。 (このニュースは速報です。前号の記事も参考にご覧下さい) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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