宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 3/29 14:38 更新 太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続いています。 担当 北村 太陽風速度は、昨日よりやや上昇して、430km/秒程度に達したあと、 本日よりやや減少傾向にあります。太陽風磁場の南北成分(赤い線) は、時々、北向と南向きを繰り返していますが、強さそのものは あまり大きくないために、磁気圏では大きなじょうらは発生していません。 AE指数のグラフを見るとオーロラ活動が非常に静穏なことが分かります。 SOHO EIT 284の画像を見ると、向かって左の端(西のリム)から明るい 領域(10865)が現れてきました。南側にはやや暗いコロナホールが 見えています。今後、磁気圏まで影響を与えるか注目が必要です。 ただし、前周期の状態を見ますと、これらの領域は、余り大きな影響を 与えていませんでしたので、この先1週間程度は静穏な状態が続く可能性 が大きいです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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