宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 3/27 13:53 更新 太陽風速度は、360km/秒まで減少しました。太陽は非常に静穏です。 担当 北村 太陽風速度は、360km/秒まで減速し、現在はやや上昇傾向にあります。 速度は低速ですが、密度、磁場強度ともにやや大きな値を継続しています。 特に、磁場は7-8nTのやや強い強度を維持しながら、南向きと北向を 緩やかに繰り返す変化をしており、オーロラ嵐が発生しやすい状態となっています。 SOHO EIT284の画像を見ますと、やや活発だった領域864は右の端(東の端)に 消えていって現在は非常に静穏な状態となっています。左の端(西の端)から 少し明るい領域が現れ始めているので、今後すこし注目する必要があるかもしれません。 オーロラ活動の指標である、AE指数を見ると18-19UT頃に500nTを超える様子が 見られますが、これは上で述べた太陽風磁場の南向き成分に伴って、中規模の オーロラ嵐が連続的に発生していることを意味しています。 静止軌道のGOES衛星で観測した高エネルギー電子の流量を見ると、 だいぶ下がってきているものの、まだ若干高い値を示しています。 今後の推移に注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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