宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 3/25 10:25 更新 太陽風速度が減少しています。 担当 北村 太陽風速度はさらに減少し続けて、370km/秒まで下がっています。 しかし、太陽風の磁場の強さ(グラフの白い線)と密度(オレンジの線)は 24時間くらいかけて徐々に強くなっているのが分かります。 これは、この後にやってくる高速風の影響であると考えられますので、 この後、高速の太陽風が地球に到達するとおもられます。 SOHO EIT284の画像を見ると、中心より向かってやや右側(西側)に コロナホールが筋の様に見えています。上で述べた高速風はおそらく このコロナホールに起因すると考えられます。 太陽風磁場の増大に伴って、太陽風磁場の南向き成分(赤い線)も 15時頃からやや強まっています。シベリア磁場データやリアルタイムAE を見ますと、同じ時間からややオーロラ活動が活発化していますが、 大きなオーロラ嵐は発生していません。 静止軌道上での高エネルギー電子のレベルはだいぶ下がってきましたが、 今後の太陽風速度の上昇が予想されますので注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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