宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/28 12:26 更新 太陽風の速度は遅く(340km/秒)、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は速度が330〜350km/秒と遅い状態が続いています。 太陽風磁場の乱れは一段落して、磁場強度は5nTと普通の強さに戻っています。 -2nT程度の弱い南向きが度々現れていますが、 速度が遅いために、目立った磁気圏活動にはつながっていません。 AE指数では、ごく小さな変化が観測されている程度です。 27日周期の図を見ると、前周期はこれから(2月1日以降)太陽風磁場に乱れが現れていました。 磁場強度がやや強まり、南北に激しく変動しています。 今周期は既に2月26日に磁場の乱れが発生しましたが、 これから前周期と対応する期間(2月28日以降)にも発生するのでしょうか。 興味が持たれます。 放射線帯の高エネルギー電子は、順調に減少しています。 間もなく、10の3乗の線も切りそうです。 太陽では、東から856黒点群が上って来たそうです。 掲載している写真では、見つける事ができません。 SOHO EIT284の太陽写真で、とても明るくなっている部分です。 この活動領域の影響で、とても小規模ですが、X線のグラフに変化が見られるようになりました。 ただし、856群はとても小規模ですので、これ以上目立った活動を起こすことはなさそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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