宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/25 11:47 更新 太陽風は次第に通常の速度に戻っています。穏やかな状態が続くでしょう。 担当 篠原 太陽風は、高速状態から次第に通常の速度にもどっています。 昨日は450km/秒くらいでやや高速でしたが、ゆっくりと低下の傾向を続けていて、 現在は420km/秒に下がっています。 高速風帯を抜けて、穏やかな太陽風になっています。 太陽風の磁場強度は3nTとやや弱め。 ACEの図の前半に-2〜-4nTのまとまった南向きが発生しています。 この影響で、500nTから瞬間的に1000nTに達するオーロラ活動が発生しています。 それ以外の時間帯では、南向き磁場が見られることがあまり無く、オーロラ活動は低調です。 27日周期の図を参考にすると、 日本時間で今日から明後日の27日くらいまではとても穏やかな太陽風が続きそうです。 27日の夜か、28日くらいから太陽風磁場に乱れが発生して、 磁気圏活動がいくらか活発化する可能性があります。 それは、SOHO EIT284の太陽写真で中心付近に見えている、 小さなコロナホールと関係するのだと思います。 放射線帯の高エネルギー電子は高いレベルを保っています。 変化としては減少の方向に向いています。 このままゆっくりと減少して、警戒ラインを割ることになるでしょう。 太陽は無黒点のままです。 穏やかな状態が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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